本書では、米国/ドイツ/中国の主要自動車市場を対象に、新たなモビリティスキームを含む
コネクテッドカーの機能およびサービスの購入や利用に関する定量的な消費者意識調査を実施し
消費者の意識や選好度および傾向を分析しています。

コネクテッドカーサービスは世界中で急速に普及しており、2018年に世界で販売された新車の44%が何らかの形の埋め込み型コネクティビティを搭載しています。同分野はさらなる成長が見込まれ、2019年には埋め込みコネクティビティ搭載車が60%を占めるようになると予測されています。今後OEM各社が競争力を維持するには、コネクテッドサービスに投資し、各市場に適したサービスを展開する必要があります。

SBDでは米国、ドイツ、中国の3つの主要市場を対象とし、コネクテッドカーの一連の機能/サービス、データ共有、機能/サービスの料金、日々の移動手段、モビリティプラットフォームという5つの領域を軸に、消費者の認知度や受容度を把握することを目的としたアンケート調査を実施し、その詳細をまとめたレポート「コネクテッドカーおよびモビリティサービスに関する消費者意識調査」を発行しています。

【本書の構成】

調査方法およびアンケート調査票

• アンケートの調査方法、回答者の抽出方法および回答者の構成

本調査結果の要旨

• アンケート調査結果の主なポイントと地域別の概要

機能

• 各国におけるコネクテッドカーサービスに対する関心度と支払い意欲に関する調査結果

データ共有

• 個人データの共有に対する受容度と調査結果の概要

料金設定

• 車載インフォテイメントのアップグレードおよびコネクテッドカーサービスサブスクリプションの推定普及率と価格設定の相関関係

日々の移動手段

• 将来の車両所有および移動手段の可能性

モビリティプラットフォーム

• モビリティサービスの利用度およびカーシェアの受容度

アンケートの全質問および回答

• 回答データのグラフ表示

【調査対象機能】

• eCall
• bCall
• SVT
• 車両への配達
• デジタルキー共有
• 交通情報
• コネクテッドPOI検索
• 車両位置共有
• コネクテッド駐車場情報
• ガソリン価格情報
• 車両位置検索
• ドアロック解除
• 車両情報確認
• POIを車に送信
• リモート室温調整
• ジェスチャーコントロール
• 触覚フィードバック
• ヘッドアップディスプレイ
• 拡張現実（AR）
• 生体認証
• OEMブランドのVPA
• サードパーティのVPA
• アバター
• 感情理解
• 車両設定

調査方法およびアンケート調査票

• 本調査では回答者を米国、ドイツ、中国在住のコネクテッドカーオーナーとし、高級車と量販車が1:1の割合となるよう1ヵ国につき6つのモデルを抽出。

本調査結果の要旨

• 今後の車両所有の可能性、データ共有、カーシェア、ライドヘイリング、モビリティへの認知度や受容度の3ヵ国間での比較し調査結果の概要を示す。

機能

• 25のコネクテッドカーサービス/機能に対する消費者の関心度、支払意欲を調査・分析する。

データ共有

• 企業へのデータ共有についての消費者意識を調査・分析する。また、データ共有に対する消費者のマインドを変えるインセンティブや条件についても掲載。

料金設定

• 車載インフォテイメントのアップグレート、コネクテッドカーサービスサブスクリプションについて消費者が考える適正料金を調査し、それらの推定普及率との相関関係を考察する。

日々の移動手段

• 将来の車両所有の可能性や代替モビリティオプションの利用状況についての消費者意識を調査・分析する。

モビリティプラットフォーム

• ライドヘイリングやカーシェアなど様々なモビリティプラットフォームについての認知度や関心度、今後の利用可能性についての消費者意識を調査・分析する。

アンケートの全質問および回答

• アンケートの質問、回答データ、サンプル数などを調査結果の重要なポイントとともに詳しく掲載する。また、本書には質問票（PDF)と回答データ（EXCEL）が付属する。