バッテリー産業 最前線 2023
電動車・民生機器・産業機器で拡大する主要バッテリーデバイス・材料・資源・設備メーカー各社の最新動向をカバー リチウムイオン電池、ニッケル水素電池、全固体電池、リチウム硫黄電池、ナトリウム... もっと見る
※税別価格:17,000円
サマリー電動車・民生機器・産業機器で拡大する主要バッテリーデバイス・材料・資源・設備メーカー各社の最新動向をカバー
■発刊趣旨 バッテリー(蓄電池)は、スマートフォン、タブレット、ノートPCといった携帯機器をはじめ、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車などの車載、エネルギー貯蔵システム(ESS)、バックアップ電源、ロボット、ドローンなど幅広く採用されており、その世界市場は15兆円以上です。うち、車載向けは2050年までに温室効果ガス排出をネットゼロとする各国の野心的な取り組みを背景に、自動車メーカー各社がEVをはじめとした電動車に急激にシフトしているため需要が急増していく見通しです。現在、中国、欧州、米国を中心に車載向けリチウムイオン電池(LiB)の大規模工場(ギガファクトリー)の建設計画が進められておりますが、LiBメーカーのみならず自動車メーカーも積極的に投資を行っております。22年は米バイデン政権が法案化した「インフレ抑制法」を契機に米国内への車載向け投資が顕著となりました。こうした中、LiBに使われるリチウム、ニッケルといったレアメタルの確保に向けた取り組みも本格化しております。 LiBは高エネルギー密度、高出力、長寿命に対応することから蓄電池の主役です。すでに市場の7割に達しており、今後はさらに比率を伸ばしていく予測です。急激な普及によりコストは過去10年間で1/6程度となり、EV普及を後押ししております。他方、EVの一充電航続距離の延長や充電時間の短縮、安全性や資源の確保といった要求から次世代蓄電池の開発も進んでおります。最有望とされる全固体LiBをはじめ、ナトリウムイオン電池、リチウム硫黄電池などへの設備投資もスタートしております。 蓄電池はもともと日本メーカーの独壇場でしたが、中国・韓国メーカーがLiBへの積極投資によりプレゼンスを拡大してきました。日本勢のひとり舞台だったLiB部材は中国、韓国が追い上げ、正極材、負極材、電解液、セパレーターの4大部材すべてで中国勢がトップとなりました。ただし、車載向けでは依然、日本勢が強いのが現状です。加えて、集電体、バインダー、導電助剤などでは相変わらず日本勢のプレゼンスが強固です。 ESSでは住宅向け、業務・産業向け、系統・再生可能エネルギー向けいずれにおいても需要が拡大しています。主役はLiBですが、系統・再エネ向けでレドックスフロー電池やNAS電池の導入も進んでおります。低コスト化が期待されるナトリウムイオン電池も採用される見込みです。 目次
■内容構成
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2024/12/20 10:28 158.95 円 165.20 円 201.28 円 |