液浸冷却
近年新たに登場してきたのが液浸冷却(Immersion Cooling)です。 液浸冷却は、サーバー等に搭載されている基板を絶緑性のある不活性のある冷媒に直接浸漬されることにより冷却する方式であり、冷媒を循環さ... もっと見る
※税別価格:80,000円
サマリー
近年新たに登場してきたのが液浸冷却(Immersion Cooling)です。
液浸冷却は、サーバー等に搭載されている基板を絶緑性のある不活性のある冷媒に直接浸漬されることにより冷却する方式であり、冷媒を循環される単相式と冷媒の気化熱により冷却する二相式があるが、どちらの方式も従来の空冷や液冷と比較した効率の良さから、冷却コストの削減が期待されています。
現在の推計では、データセンターにおいて消費される電力は全世界の消費電力のおよそ3%程度と言われており、そのかなりの割合が冷却に使われていることを考えると、地球温暖化を見据えた冷却効率の改善は喫緊の課題と言えます。
【調査対象技術】
本ガイドブックでは、国内外の液侵冷却に関する多数の特許情報を分析する事により、液侵冷却を今後開発する上での課題や技術動向を色々な角度から俯瞰することを目的としています。
液侵冷却は、設備そのものの設置面積(フットプリント)の少なさによる省スペース性と極めて低騒音であることから、データセンターやスーパーコンピュータだけでなく、その他の製品分野の冷却にも積極的に使われ始めようとしています。そこで従来から液冷と親和性の高い車載向け液侵冷却システムについても積極的に取り上げました。
■最新の特許情報を俯瞰するパテントガイドブック
技術テーマのプランニングや技術開発において、技術者自身が最新の特許情報を的確に把握することが求められています。しかし、膨大な特許情報の中から必要な情報を抽出するには困難が伴います。そこで、特定の技術テーマにフォーカスし、俯瞰しやすいレベルにまとめたのが本シリーズ「パテントガイドブック」です。
技術者の視点で直近の特許情報から最低限必要な約100件の情報を厳選した本シリーズは、技術者が進むべき将来の方向を探る道しるべとして最適なガイドです。
目次
目次/技術分類
◇冷媒材
液侵冷却において重要な役割を果たす冷媒材料に関する特許情報を取り上げました。
◇液浸冷却要部
冷却効率を改善するための液侵冷却要部に関する特許情報を取り上げました。液侵槽内部の冷媒の流れをコントロールして、冷却対象物の冷却能力を最大限に高めるための技術も含めました。
◇循環システム
冷却された冷媒を円滑に供給するための冷媒循環システムに関する特許情報を取り上げました。
◇注目用途
将来の発展を見据えた注目用途に関する特許情報を取り上げました。
注目用途としては、可搬型のコンテナ液侵システムおよび車載バッテリー用液侵システムを取り上げました。また、車載用液侵冷却は電池セルを可能な限り均一にかつ効率よく冷却するための技術も含めました。
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注文の手続きはどのようになっていますか?1)お客様からの御問い合わせをいただきます。
お支払方法の方法はどのようになっていますか?納品と同時にデータリソース社よりお客様へ請求書(必要に応じて納品書も)を発送いたします。
データリソース社はどのような会社ですか?当社は、世界各国の主要調査会社・レポート出版社と提携し、世界各国の市場調査レポートや技術動向レポートなどを日本国内の企業・公官庁及び教育研究機関に提供しております。
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2024/11/21 10:26 156.13 円 165.08 円 200.38 円 |