サマリー
インプレス総合研究所が発行するレポート「ドローンビジネス調査報告書2023【物流編】」は、今後拡大していくドローン物流にフォーカスし、国内のドローン物流の現状と課題、今後の可能性を分析します。
■本書のポイント
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1.ドローン物流市場の現状と展望を分析
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2.物流分野におけるドローンの役割や効果、プレイヤー、期待されるシーン、物流市場の抱える課題背景なども整理
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3.民間企業、地方自治体、海外、行政が進めるドローン物流の最新動向が網羅
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4.各省庁の動向を整理
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国交省や経済産業省など関連する省庁の最新動向を整理。
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国が進めるプロジェクトの最新動向なども掲載。
レポート概要
ドローンを活用した物流の取り組みは、官民一体となって活発化しています。2022年12月に解禁となったレベル4飛行(有人地帯における目視外飛行)を背景に、国内企業では日本郵便、ANA、JAL、KDDIスマートドローン、エアロネクスト、ネクストデリバリーといった企業が地方自治体と連携し、様々な取り組みを進めています。本報告書では今後拡大していくドローン物流にフォーカスし、国内のドローン物流の現状と課題、今後の可能性を分析します。
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目次
第1章 物流分野におけるドローンの役割
1.1 ドローン物流とは
1.1.1 ドローン物流の全体像
1.1.2 本書で取り扱う「ドローン」とは
1.1.3 本書で取り扱う「ドローン物流」とは
1.2 ドローン物流が期待されている背景
1.3 物流用途のドローンとは
1.3.1 マルチコプター(マルチローター型ドローン)
1.3.2 ヘリコプター(シングルローター型ドローン)
1.3.3 固定翼ドローン
1.3.4 VTOL型ドローン
1.4 物流分野におけるドローンの役割について
1.4.1 物流分野におけるドローンの有用性
1.4.2 ドローンを活用した物流の価値と効果
1.4.3 物流分野におけるドローンの活用シーン
1.4.4 ドローン物流に必要なものとプロセス
1.4.5 ドローン物流サービスのコスト
1.5 ドローン物流分野におけるプレイヤー
1.5.1 ハードウェア(機体)
1.5.2 物流サービス事業者
1.5.3 ドローンポート/ドローンステーション
1.5.4 UTM(ドローン運航管理システム)
1.5.5 関連企業
第2章 ドローン物流の現状と最新トピックス
2.1 日本初のレベル4飛行による荷物配送が実現 ドローン物流は次のステージへ
2.2 地球1周分のドローン航路実現を目指す政府方針
2.3 数々の物流プロジェクトで採用される ACSLの物流専用ドローン
2.4 五島列島で実装段階にある固定翼ドローン配送
2.5 物流分野で導入が始まったVTOL型ドローン
2.6 全国に配送拠点を拡大しながら 毎日運航で実績を重ねるNEXT DELIVERY
2.7 50kgの荷物をドローンが運ぶ ニーズの高まりを見せるドローンによる運搬
2.8 2022年12月5日から大きく変わった 航空法上のドローンに関する新しいルール
2.9 型式認証を視野に入れた機体開発に取り組む 国産ドローンメーカーの物流用途向け機体
2.1 レベル4飛行の広がりを見据えた 国や第三者の土地上空を飛行することの法的整理
2.11 補助金で支えられているドローン物流の現状
2.12 新ルール施行でハードルが高くなったとされる レベル3飛行の許可・承認手続き
第3章 ドローン物流の課題と今後の展望
3.1 ドローン物流の課題
3.1.1 事業の課題
3.1.2 制度の課題
3.1.3 技術の課題
3.1.4 社会的課題
3.2 ドローン物流の展望
第4章 行政の動向
4.1 全体動向
4.2 ドローン物流に関する国の今後の取り組み
4.3 国土交通省
4.4 厚生労働省
4.5 経済産業省
第5章 企業動向
5.1 ドローン物流分野の業界地図
5.2 ハードウェアメーカー
5.2.1 イームズロボティクス
5.2.2 石川エナジーリサーチ
5.2.3 エアロセンス
5.2.4 ACSL
5.2.5 川崎重工業
5.2.6 プロドローン(PRODRONE)
5.3 サービス・ソリューション提供
5.3.1 ANAホールディングス
5.3.2 KDDIスマートドローン
5.3.3 佐川急便
5.3.4 そらいいな
5.3.5 トルビズオン
5.3.6 日本航空
5.3.7 NEXT DELIVERLY
5.3.8 山進
5.3.9 やまびこドローン
5.3.10 楽天
執筆者名
青山 祐介
フリーランスの記者・ライターとして、ドローンのハード、ソリューション、現場のオペレーション、ビジネスなど幅広い分野にわたる取材を行っている。「ドローンビジネス調査報告書」シリーズの執筆のほか、「ドローンジャーナル」(インプレス)をはじめとしたWeb媒体や、月刊「VIDEO SALON」(玄光社)、「ドローン空撮GUIDEBOOK」シリーズ(玄光社)といった媒体の記事を執筆。また、ドローン以外の分野ではカメラや自動車、モーターサイクルなどの雑誌やWeb媒体の記事執筆も行っている。
ドローンのオペレーション業務も行っており、ドローン物流プロジェクトや国産ドローンの開発プロジェクト、プラントや橋梁の点検、レーザー測量といった産業分野でオペレーションに従事。さらに、CMやミュージックビデオといった、映像作品の撮影も手がけている。
インプレス総合研究所
インプレスグループのシンクタンク部門として2004年に発足。2014年4月に現在の「インプレス総合研究所」へ改称。インターネットに代表される情報通信(TELECOM)、デジタル技術(TECHNOLOGY)、メディア(MEDIA)の3つの分野に関する理解と経験をもとに、いまインターネットが起こそうとしている産業の変革に注目し、調査・研究およびプロフェッショナル向けクロスメディア出版の企画・編集・プロデュースを行っている。メディアカンパニーとしての情報の吸収力、取材の機動力を生かし、さらにはメディアを使った定量調査手法と分析を加えて、今後の市場の方向性を探り、調査報告書の発行、カスタム調査、コンサルティング、セミナー企画・主催、調査データ販売などを行っている。