世界のコバルト市場：形態別（化学、金属）、採掘供給別、精製供給別、タイプ別（一次、二次）、需要別、用途別（電池、非電池）、地域別の分析とCOVID-19の影響によるサイズと動向、2028年までの予測

Global Cobalt Market: Analysis By Form (Chemical and Metal), By Mined Supply, By Refined Supply, By Type (Primary and Secondary), By Demand, By Application (Batteries and Non-Batteries), By Region Size and Trends with Impact of COVID-19 and Forecast up to 2028

世界のコバルト市場の2022年の市場規模は94.8億米ドルであった。2028年には176.8億米ドルに達すると予想される。2022年の世界コバルト採掘供給量は205.30キロトンであった。一方、コバルト市場の需要は2028年まで... もっと見る

出版社	出版年月	電子版価格	ページ数	言語
Daedal Research デダルリサーチ	2023年9月15日	US$2,350 シングルユーザライセンス（印刷不可）ライセンス・価格情報・注文方法はこちら	155	英語

サマリー

世界のコバルト市場の2022年の市場規模は94.8億米ドルであった。2028年には176.8億米ドルに達すると予想される。2022年の世界コバルト採掘供給量は205.30キロトンであった。一方、コバルト市場の需要は2028年までに267.33キロトンに増加すると予測されている。コバルトは強磁性で銀白色の硬く光沢のある脆い元素である。周期表の第VIII族に属する。

コバルトは、電池材料、超合金、高温合金、切削工具、磁性材料、石油化学触媒、医薬品、釉薬材料の製造のための重要な原料である。コバルトが提供する利点と幅広い用途により、コバルト市場はここ数年成長を続けている。さらに、開発中の新しいコバルト・プロジェクトがいくつかあり、今後数年間でコバルトの供給が増加すると予想されている。これらのプロジェクトは、オーストラリア、コンゴ民主共和国（DRC）、モロッコといった国々に立地している。これにより、コバルト需要の増加に対応し、コバルト価格を安定させることができるため、市場の成長が見込まれる。コバルト市場は、2023～2028年の予測期間中、年平均成長率約11.0％で成長すると予想される。

市場細分化分析：

形態別：本レポートでは、世界のコバルト市場を形態別に分類しています：化学と金属。化学セグメントが市場で最も高いシェアを占めており、予測期間において最も急成長するセグメントとなる見込みである。金属コバルトの磁気特性は、電気モーター、発電機、その他のデバイスに使用される高性能磁石の製造に利用価値がある。従って、電気モーターや他の機器の使用の増加は、金属コバルトの需要を増加させ、市場の成長につながる。

採掘による供給：2022年には、世界供給の約70%を占めるコンゴ民主共和国と、小規模ながら急成長中の新興市場であるインドネシアで、コバルト生産量が急増した。鉱山の生産量は、コンゴとインドネシアでのさらなる増加によって、今後数年間で増加する。

精製供給：エレクトロニクス、再生可能エネルギー、輸送など、さまざまな産業がコバルト含有製品の成長と需要を経験するなか、生産者はこの需要増に対応するため、コバルト精製事業を強化している。一方、リサイクル技術の向上と資源の持続可能性の重要性に対する意識の高まりにより、コバルト含有材料のリサイクルが増加し、今後数年間で精製供給量が増加すると予想される。

タイプ別：世界のコバルト精製供給市場は、タイプによって2つのセグメントに分けられる：一次と二次である。一次供給が市場で最も高いシェアを占めているのに対し、二次供給は予測期間中に最も急成長するセグメントとなる見込みである。二次供給は、消費者向け電池需要の増加に伴い、徐々に成長すると予想される。一般的なバッテリーの保証期間が8～10年であることを考えると、使用済みEVバッテリーは2025年以降にしか大きくならない。二次供給の寄与は2022年の10%から2028年には12%へと着実に増加すると予想される。したがって、コバルトの二次供給（スクラップ/リサイクルコバルト）は現在まだ小規模であるが、2025年以降、EV用電池の量が増えてリサイクル生態系に入るにつれて増加すると予想される。

需要別：コバルトは日常生活の一部であるほとんどの携帯機器に含まれているが、2022年にはEVが主要な需要源として電子機器を上回る。EV購入補助金（EUと中国におけるCOVID後の景気刺激策の一環）と、パンデミック（世界的大流行）による消費パターンの変化が相まって、2020年と2021年にはEV用コバルトの需要が大幅に加速する。地理的に見ると、アジアはコバルト消費量が圧倒的に多い地域である。これは、アジア、特に中国、日本、韓国に電池材料の生産が集中していることを反映している。

用途別：世界のコバルト市場の需要は、以下の用途に基づいて分析されている：電池と非電池。電池セグメントは市場で最も高いシェアを占めており、予測期間中最も急成長するセグメントとなる見込みである。電池分野はさらにタイプ別に区分される：電気自動車、エレクトロニクス、エネルギー貯蔵システム（ESS）、パワーデバイス＆動力製品。EU、米国、日本、中国は過去15年間、自動車メーカーに従来の内燃機関設計に代わる電気自動車を開発するよう奨励することで、自動車の燃費と温室効果ガス排出に関する基準を継続的に引き上げてきた。そして重要なことは、消費者の嗜好が、より環境に優しい自動車を所有する方向にますますシフトしていることである。したがって、これらの要因のおかげで、EVの販売が増加しており、それがコバルトの成長を支えている。

地域別：コンゴ（DRC）、インドネシア、ロシア、オーストラリア、カナダ、キューバ、マダガスカル、その他の地域。コンゴ民主共和国のシェアが最も高いが、インドネシアは今後数年で最も急成長する地域と予想される。コンゴ民主共和国の職人的小規模採掘（ASM）セクターを正規化するための新たな措置は、ASMコバルトをすべて購入・販売する新しい国営企業の設立や、業界によって実施されている責任ある調達イニシアティブを含め、コバルトのサプライチェーンの透明性を確保し、国際市場のコバルトが児童労働のない安全で倫理的な方法で調達されることを保証するだろう。これは、今後数年間におけるコンゴ民主共和国のコバルト市場の成長をさらに後押しするものと期待される。

インドネシアのコバルト生産量の増加は、鉱石を処理してニッケルとコバルトの両方を混合水酸化物沈殿物として生産し、それを輸出できるようにする4つの新しい高圧酸浸出（HPAL）設備によるものである。最初の2つのHPAL設備は、既存のインドネシア・モロワリ工業団地の一部として2021年に稼動した。エラメットと化学メーカーのBASFが提携して開発中の26億米ドルのソニックベイ・ニッケル・コバルト湿式冶金コンプレックスなど、さらに多くの施設が建設中である。したがって、インドネシア地域のコバルト市場には、今後数年のうちに有利な成長が見込まれる。

市場のダイナミクス

成長ドライバー：世界のコバルト市場の成長は、電気自動車用バッテリーの需要増加、再生可能エネルギー源の採用増加、ニッケルや銅の生産量増加、その他多くの要因など、多くの成長促進要因によって支えられると予測される。電気自動車は、従来の内燃機関自動車に比べ、より大型で高度なバッテリーを必要とする。これらの電池は、正極材料にかなりの量のコバルトを含んでいる。したがって、電気自動車の生産が増加するにつれて、電池メーカーの要求を満たすためにコバルトの需要も比例して増加する。

課題しかし、市場の成長は、価格変動や資源不足など、さまざまな課題によってマイナスの影響を受けるだろう。価格変動は、買い手と売り手が長期契約に合意することを困難にする可能性がある。これは、安定した供給関係を確保し、将来の需要を計画する上で重要である。したがって、こうした課題が市場の成長を妨げている。

動向：コバルト鉱床の探査・開発の増加、持続可能な採掘方法、グリーンファイナンスの増加、バッテリーギガファクトリーの設立増加など、様々な最新動向により、予測期間中、市場は速いペースで成長すると予測される。コバルト鉱床の探査と開発の増加は、安定した持続可能で弾力性のあるコバルト市場を確保するために不可欠である。増大する需要を満たし、価格を安定させ、サプライチェーンのリスクを軽減し、技術革新を促進することで、この取り組みはコバルト産業全体の成長と、クリーンエネルギーと技術進歩を支えるコバルトの役割に貢献する。

COVID-19の影響分析と今後の方向性：

COVID-19パンデミックは世界のコバルト市場に大きな影響を与え、需給の両局面に影響を与えた。世界中の多くのコバルト鉱山が、操業停止、操業制限、労働者の健康懸念のため、一時的に操業停止や減産を余儀なくされた。このため、サプライチェーンが混乱し、コバルトの供給力が低下した。一方、電気自動車（EV）、エネルギー貯蔵システム、エレクトロニクス用を含む電池に使用されるコバルトの需要は2020年も増加し続けた。また、COVID-19以降も、各国政府と自動車メーカーが排出量削減と環境目標達成のための戦略の一環として電気自動車の導入を優先させたため、電動モビリティの推進はさらに勢いを増した。

競争環境：

世界のコバルト市場は断片化されており、複数の主要プレーヤーが世界規模で事業を展開している。世界のコバルト市場の主要プレーヤーは以下の通りである：

グレンコア
ユミコア
ヴァーレS.A.
金川集団国際資源有限公司金川集団国際資源有限公司
浙江華友コバルト有限公司
シェリット・インターナショナル・コーポレーション
BHPグループ
ノリリスク・ニッケル
エラメットグループ
CMOCグループ
住友商事
ジェルボア・グローバル・リミテッド

2022年、グレンコアは43.80キロトンのコバルトを生産した。また、2022年、GlencoreとGeneral Motors Co.は、GlencoreがオーストラリアのMurrin Murrin事業所からGMにコバルトを供給する複数年の調達契約を発表した。

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1. Executive Summary

2. Introduction

2.1 Cobalt: An Overview
2.1.1 Introduction to Cobalt
2.1.2 Uses of Cobalt

2.2 Cobalt Segmentation: An Overview
2.2.1 Cobalt Segmentation

3. Global Market Analysis

3.1 Global Cobalt Market: An Analysis

3.1.1 Global Cobalt Market: An Overview
3.1.2 Global Cobalt Market by Value
3.1.3 Global Cobalt Market by Form (Chemical and Metal)

3.2 Global Cobalt Market: Form Analysis

3.2.1 Global Cobalt Market by Form: An Overview
3.2.2 Global Chemical Cobalt Market by Value
3.2.3 Global Metal Cobalt Market by Value

3.3 Global Cobalt Market: Mined Supply Analysis

3.3.1 Global Cobalt Market by Mined Supply: An Overview
3.3.2 Global Cobalt Market by Mined Supply
3.3.3 Global Cobalt Market Mined Supply by Source (Copper, Nickel, Primary Cobalt, and Others)
3.3.4 Global Cobalt Market Mined Supply by Region (Congo (DRC), Indonesia, Russia, Australia, Canada, Cuba, Madagascar, and Rest of the World)

3.4 Global Cobalt Market: Refined Supply Analysis

3.4.1 Global Cobalt Market by Refined Supply: An Overview
3.4.2 Global Cobalt Market by Refined Supply
3.4.3 Global Cobalt Market Refined Supply by Type (Primary and Secondary)
3.4.4 Global Cobalt Market Refined Supply by Form (Chemical and Metal)
3.4.5 Global Cobalt Market Refined Supply by Region (China, Finland, Canada, Norway, Australia, Madagascar, DRC, Morocco, Russia, and Rest of the World)

3.5 Global Cobalt Market Refined Supply: Type Analysis

3.5.1 Global Cobalt Market Refined Supply by Type: An Overview
3.5.2 Global Cobalt Market by Primary Refined Supply
3.5.3 Global Cobalt Market by Secondary Refined Supply

3.6 Global Cobalt Market: Demand Analysis

3.6.1 Global Cobalt Market by Demand: An Overview
3.6.2 Global Cobalt Market by Demand
3.6.3 Global Cobalt Market Demand by Application (Batteries and Non-Batteries)
3.6.4 Global Cobalt Market Demand by Region (Asia Pacific, Europe, North America, Latin America, and Middle East and Africa)

3.7 Global Cobalt Market Demand: Application Analysis

3.7.1 Global Cobalt Market Demand by Application: An Overview
3.7.2 Global Batteries Cobalt Market by Demand
3.7.3 Global Batteries Cobalt Market Demand by Type (Electric Vehicles, Electronics, Energy Storage System, and Power Devices & Motive Products)
3.7.4 Global Batteries Cobalt Market Type by Demand
3.7.5 Global Non-Batteries Cobalt Market by Demand

3.8 Global Cobalt Market: Reserve Analysis

3.8.1 Global Cobalt Market by Reserves: An Overview
3.8.2 Global Cobalt Market by Reserves

4. Regional Market Analysis

4.1 Congo (DRC) Cobalt Market Mined Supply: An Analysis
4.1.1 Congo (DRC) Cobalt Market by Mined Supply: An Overview
4.1.2 Congo (DRC) Cobalt Market by Mined Supply

4.2 Indonesia Cobalt Market Mined Supply: An Analysis
4.2.1 Indonesia Cobalt Market by Mined Supply: An Overview
4.2.2 Indonesia Cobalt Market by Mined Supply

4.3 Russia Cobalt Market Mined Supply: An Analysis
4.3.1 Russia Cobalt Market by Mined Supply: An Overview
4.3.2 Russia Cobalt Market by Mined Supply

4.4 Australia Cobalt Market Mined Supply: An Analysis
4.4.1 Australia Cobalt Market by Mined Supply: An Overview
4.4.2 Australia Cobalt Market by Mined Supply

4.5 Canada Cobalt Market Mined Supply: An Analysis
4.5.1 Canada Cobalt Market by Mined Supply: An Overview
4.5.2 Canada Cobalt Market by Mined Supply

4.6 Cuba Cobalt Market Mined Supply: An Analysis
4.6.1 Cuba Cobalt Market by Mined Supply: An Overview
4.6.2 Cuba Cobalt Market by Mined Supply

4.7 Madagascar Cobalt Market Mined Supply: An Analysis
4.7.1 Madagascar Cobalt Market by Mined Supply: An Overview
4.7.2 Madagascar Cobalt Market by Mined Supply

4.8 Rest of World Cobalt Market Mined Supply: An Analysis
4.8.1 Rest of World Cobalt Market by Mined Supply: An Overview
4.8.2 Rest of World Cobalt Market by Mined Supply

5. Impact of COVID-19

5.1 Impact of COVID-19 on Global Cobalt Market
5.2 Post COVID-19 Impact on Global Cobalt Market

6. Market Dynamics

6.1 Growth Drivers
6.1.1 Escalating Demand for EV Batteries
6.1.2 Increasing Adoption of Renewable Energy Sources
6.1.3 Increasing Demand for Consumer Electronics
6.1.4 Rapid Urbanization
6.1.5 Increasing Nickel and Copper Production
6.1.6 Wide Range of Industrial Applications
6.1.7 Escalating Use in Chemical Industry

6.2 Challenges
6.2.1 Fluctuating Prices
6.2.2 Resource Scarcity
6.2.3 Environmental and Ethical Challenges

6.3 Market Trends
6.3.1 Integration of IoT in Cobalt Market
6.3.2 Increasing Exploration and Development of Cobalt Deposits
6.3.3 Technological Advancements
6.3.4 Sustainable Mining Practices
6.3.5 Increasing Recyclability and the Circular Economy
6.3.6 Favorable Government Initiatives
6.3.7 Increasing Green Financing
6.3.8 Increasing Establishment of Battery Gigafactory

7. Competitive Landscape

7.1 Global Cobalt Market Players by Cobalt Production
7.2 Global Cobalt Market Players: Resources Comparison
7.3 Global Cobalt Market Players: Ore Reserves Comparison
7.4 Global Cobalt Market Players: Operating Mines Comparison
7.5 Global Cobalt Market Players: Developing Mines Comparison

8. Company Profiles

8.1 Glencore Plc
8.1.1 Business Overview
8.1.2 Operating Segments
8.1.3 Business Strategy

8.2 Umicore
8.2.1 Business Overview
8.2.2 Operating Segments
8.2.3 Business Strategy

8.3 Vale S.A.
8.3.1 Business Overview
8.3.2 Revenue by Business Area
8.3.3 Business Strategy

8.4 Jinchuan Group International Resources Co. Ltd.
8.4.1 Business Overview
8.4.2 Operating Segments
8.4.3 Business Strategy

8.5 Zhejiang Huayou Cobalt Co., Ltd.
8.5.1 Business Overview
8.5.2 Revenue by Goods or Services
8.5.3 Business Strategy

8.6 Sherritt International Corporation
8.6.1 Business Overview
8.6.2 Operating Segments
8.6.3 Business Strategy

8.7 BHP Group Limited
8.7.1 Business Overview
8.7.2 Operating Segments
8.7.3 Business Strategy

8.8 Norilsk Nickel
8.8.1 Business Overview
8.8.2 Operating Segments
8.8.3 Business Strategy

8.9 Eramet Group
8.9.1 Business Overview
8.9.2 Turnover by Activities
8.9.3 Business Strategy

8.10 CMOC Group Limited
8.10.1 Business Overview
8.10.2 Operating Revenue by Category
8.10.3 Business Strategy

8.11 Sumitomo Corporation
8.11.1 Business Overview
8.11.2 Operating Segments
8.11.3 Business Strategy

8.12 Jervois Global Limited
8.12.1 Business Overview
8.12.2 Operating Segments
8.12.3 Business Strategy

List of Figures

Figure 1: Cobalt Segmentation
Figure 2: Global Cobalt Market by Value; 2018-2022 (US$ Billion)
Figure 3: Global Cobalt Market by Value; 2023-2028 (US$ Billion)
Figure 4: Global Cobalt Market by Form; 2022 (Percentage, %)
Figure 5: Global Chemical Cobalt Market by Value; 2018-2022 (US$ Billion)
Figure 6: Global Chemical Cobalt Market by Value; 2023-2028 (US$ Billion)
Figure 7: Global Metal Cobalt Market by Value; 2018-2022 (US$ Billion)
Figure 8: Global Metal Cobalt Market by Value; 2023-2028 (US$ Billion)
Figure 9: Global Cobalt Market by Mined Supply; 2018-2022 (Kilotonnes)
Figure 10: Global Cobalt Market by Mined Supply; 2023-2028 (Kilotonnes)
Figure 11: Global Cobalt Market Mined Supply by Source; 2022 (Percentage, %)
Figure 12: Global Cobalt Market Mined Supply by Region; 2022 (Percentage, %)
Figure 13: Global Cobalt Market by Refined Supply; 2018-2022 (Kilotonnes)
Figure 14: Global Cobalt Market by Refined Supply; 2023-2028 (Kilotonnes)
Figure 15: Global Cobalt Market Refined Supply by Type; 2022 (Percentage, %)
Figure 16: Global Cobalt Market Refined Supply by Form; 2022 (Percentage, %)
Figure 17: Global Cobalt Market Refined Supply by Region; 2022 (Percentage, %)
Figure 18: Global Cobalt Market by Primary Refined Supply; 2018-2022 (Kilotonnes)
Figure 19: Global Cobalt Market by Primary Refined Supply; 2023-2028 (Kilotonnes)
Figure 20: Global Cobalt Market by Secondary Refined Supply; 2018-2022 (Kilotonnes)
Figure 21: Global Cobalt Market by Secondary Refined Supply; 2023-2028 (Kilotonnes)
Figure 22: Global Cobalt Market by Demand; 2018-2022 (Kilotonnes)
Figure 23: Global Cobalt Market by Demand; 2023-2028 (Kilotonnes)
Figure 24: Global Cobalt Market Demand by Application; 2022 (Percentage, %)
Figure 25: Global Cobalt Market Demand by Region; 2022 (Percentage, %)
Figure 26: Global Batteries Cobalt Market by Demand; 2018-2022 (Kilotonnes)
Figure 27: Global Batteries Cobalt Market by Demand; 2023-2028 (Kilotonnes)
Figure 28: Global Batteries Cobalt Market Demand by Type; 2022 (Percentage, %)
Figure 29: Global Batteries Cobalt Market Type by Demand; 2018-2022 (Kilotonnes)
Figure 30: Global Batteries Cobalt Market Type by Demand; 2023-2028 (Kilotonnes)
Figure 31: Global Non-Batteries Cobalt Market by Demand; 2018-2022 (Kilotonnes)
Figure 32: Global Non-Batteries Cobalt Market by Demand; 2023-2028 (Kilotonnes)
Figure 33: Global Cobalt Market by Reserves; 2018- 2022 (Million Tonnes)
Figure 34: Global Cobalt Market Reserves by Region; 2022 (Million Tonnes)
Figure 35: Congo (DRC) Cobalt Market by Mined Supply; 2018-2022 (Kilotonnes)
Figure 36: Congo (DRC) Cobalt Market by Mined Supply; 2023-2028 (Kilotonnes)
Figure 37: Indonesia Cobalt Market by Mined Supply; 2020-2022 (Kilotonnes)
Figure 38: Indonesia Cobalt Market by Mined Supply; 2023-2028 (Kilotonnes)
Figure 39: Russia Cobalt Market by Mined Supply; 2018-2022 (Kilotonnes)
Figure 40: Russia Cobalt Market by Mined Supply; 2023-2028 (Kilotonnes)
Figure 41: Australia Cobalt Market by Mined Supply; 2018-2022 (Kilotonnes)
Figure 42: Australia Cobalt Market by Mined Supply; 2023-2028 (Kilotonnes)
Figure 43: Canada Cobalt Market by Mined Supply; 2018-2022 (Kilotonnes)
Figure 44: Canada Cobalt Market by Mined Supply; 2023-2028 (Kilotonnes)
Figure 45: Cuba Cobalt Market by Mined Supply; 2018-2022 (Kilotonnes)
Figure 46: Cuba Cobalt Market by Mined Supply; 2023-2028 (Kilotonnes)
Figure 47: Madagascar Cobalt Market by Mined Supply; 2020-2022 (Kilotonnes)
Figure 48: Madagascar Cobalt Market by Mined Supply; 2023-2028 (Kilotonnes)
Figure 49: Rest of World Cobalt Market by Mined Supply; 2018-2022 (Kilotonnes)
Figure 50: Rest of World Cobalt Market by Mined Supply; 2023-2028 (Kilotonnes)
Figure 51: Global Demand for EV Batteries; 2018-2025 (GWH)
Figure 52: Global Net Renewable Capacity Additions; 2018-2022 (GW)
Figure 53: Global Consumer Electronics Market Revenue; 2018-2023 (US$ Billion)
Figure 54: Share of Urban Population in Total Population by Group of Economies; 2016, 2021 & 2050 (Percentage, %)
Figure 55: Global Nickel and Copper Mine Production; 2018-2022 (Million Tons)
Figure 56: Global Cobalt Prices; 2017-2022 (US$/Tonne)
Figure 57: Global Number of Active IoT Connections; 2020-2027 (Billion)
Figure 58: Global Cobalt Market Players by Cobalt Production; 2021-2022 (Kilo tonnes)
Figure 59: Glencore Plc Revenue by Segment; 2022 (Percentage, %)
Figure 60: Umicore Turnover by Segment; 2022 (Percentage, %)
Figure 61: Vale S.A. Revenue by Business Area; 2022 (Percentage, %)
Figure 62: Jinchuan Group International Resources Co. Ltd. Revenue by Segment; 2022 (Percentage, %)
Figure 63: Zhejiang Huayou Cobalt Co., Ltd. Revenue by Goods or Services; 2022 (Percentage, %)
Figure 64: Sherritt International Corporation Revenue by Segment; 2022 (Percentage, %)
Figure 65: BHP Group Limited Revenue by Segment; 2022 (Percentage, %)
Figure 66: Norilsk Nickel Revenue by Segment; 2022 (Percentage, %)
Figure 67: Eramet Group Turnover by Activities; 2022 (Percentage, %)
Figure 68: CMOC Group Limited Operating Revenue by Category; 2022 (Percentage, %)
Figure 69: Sumitomo Corporation Revenues by Segment; 2023 (Percentage, %)
Figure 70: Jervois Global Limited Revenue by Segment; 2022 (Percentage, %)
Table 1: Global Cobalt Market Players: Resources Comparison (2022)
Table 2: Global Cobalt Market Players: Ore Reserves Comparison (2022)
Table 3: Global Cobalt Market Players: Operating Mines Comparison
Table 4: Global Cobalt Market Players: Developing Mines Comparison

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Table of Contents

Summary

The global cobalt market was valued at US$9.48 billion in 2022. The market value is expected to reach US$17.68 billion by 2028. The global cobalt market mined supply stood at 205.30 kilotonnes in 2022. Whereas, The cobalt market demand is projected to rise to 267.33 kilotonnes by 2028. Cobalt is a hard ferromagnetic, silver-white, hard, lustrous, brittle element. It is a member of group VIII of the periodic table.

Cobalt is an important raw material for the production of battery materials, superalloys, high-temperature alloys, cutting tools, magnetic materials, petrochemical catalysts, pharmaceuticals, and glaze materials. Owing to the benefits provided by the cobalt and the wide applications it serves, the cobalt market has been growing in the past few years. Moreover, there are several new cobalt projects in development, which are expected to increase the supply of cobalt in the coming years. These projects are located in countries such as Australia, the Democratic Republic of the Congo (DRC), and Morocco. This would help to meet the growing demand for cobalt and stabilize the price of cobalt, resulting in market growth. The cobalt market is expected to grow at a CAGR of approx. 11.0% over the projected period of 2023-2028.

Market Segmentation Analysis:

By Form: The report provides the bifurcation of the global cobalt market based on the form: Chemical and Metal. The chemical segment held the highest share of the market and is expected to be the fastest-growing segment in the forecasted period. Metallic cobalt's magnetic properties make it valuable for producing high-performance magnets used in electric motors, generators, and other devices. Hence, the increase in the use of electric motors and other devices increases the demand for metallic cobalt, leading to market growth.

By Mined Supply: In 2022, the surge in cobalt production was driven by increases in the Democratic Republic of Congo — which accounts for about 70% of global supply — as well as Indonesia, an emerging powerhouse in the small but rapidly growing market. Mine production is set to increase over the next years, driven by further increases in Congo and Indonesia.

By Refined Supply: As various industries, including electronics, renewable energy, and transportation, experience growth and demand for cobalt-containing products, producers are ramping up their cobalt refining operations to meet this increased demand. On the other hand, improved recycling technologies and growing awareness of the importance of resource sustainability are expected to increase the recycling of cobalt-containing materials, adding to the refined supply in the forthcoming years.

By Type: The global cobalt market refined supply can be divided into two segments based on the type: Primary and Secondary. The primary segment held the highest share of the market, whereas the secondary segment is expected to be the fastest-growing segment in the forecasted period. Secondary supply is expected to progressively grow on increasing consumer battery demand. Spent EV batteries only get sizeable from 2025 given the 8-10 year typical battery warranty. It is expected that the contribution of secondary supply will steadily increase from 10% in 2022 to 12% by 2028. Therefore, the secondary supply of cobalt (scrap/recycled cobalt) today remains small scale but is expected to increase post-2025 as increasing quantities of EV batteries enter the recycling ecosphere.

By Demand: While cobalt is present in most portable devices that are part of daily lives, in 2022 EVs surpassed electronics as the major source of demand. The combination of EV purchase subsidies (part of the post-COVID economic stimulus in the EU and China) and the pandemic-driven shift in consumer spending patterns significantly accelerated demand for cobalt in EVs in 2020 and 2021. Geographically speaking, Asia is by far the largest cobalt-consuming region. This reflects the high concentration of battery materials production in Asia, particularly China, Japan, and South Korea.

By Application: The global cobalt market demand has been analyzed based on the following applications: Batteries and Non-Batteries. The battery segment held the highest share in the market and is expected to be the fastest-growing segment in the forecasted period. The batteries segment is further segmented based on types: Electric Vehicles, Electronics, Energy Storage Systems (ESS), and Power devices & Motive Products. The EU, the US, Japan, and China have continuously raised standards during the last 15 years for vehicle fuel economy and GHG emissions by incentivizing automotive manufacturers to develop electric alternatives to traditional internal combustion engine designs. And importantly, consumer preference is increasingly shifting toward owning a more environmentally friendly vehicle. Therefore, owing to these factors, the sale of EVs is increasing, which in turn is supporting the growth of cobalt.

By Region: The report provides insight into the cobalt market mined supply based on the regions namely, Congo (DRC), Indonesia, Russia, Australia, Canada, Cuba, Madagascar, and the Rest of the World. DRC held the held share of the market, whereas, Indonesia is expected to be the fastest-growing region in the coming years. New measures to regularize the artisanal and small-scale mining (ASM) sector in the DRC, including the creation of a new state-owned company to buy and market all ASM cobalt, as well as the responsible sourcing initiatives implemented by the industry, would ensure the cobalt supply chain is more transparent and that the cobalt on international markets is procured in a safe and ethical manner and free of child labor. This is expected to further support the cobalt market growth in DRC in the forthcoming years.

The Indonesian higher cobalt production itself has come from four new high-pressure acid leaching (HPAL) facilities that process ore to produce both nickel and cobalt in mixed hydroxide precipitate, which can then be exported. The first two HPAL operations came online in 2021 as part of the existing Indonesia Morowali Industrial Park. More facilities are on the way, including the US$2.6 billion Sonic Bay nickel-cobalt hydrometallurgical complex, which is being developed in a partnership between Eramet and chemical producer BASF. Therefore, there are lucrative growth prospects for the cobalt market to grow in the Indonesian region in the forthcoming years.

Market Dynamics:

Growth Drivers: The global cobalt market growth is predicted to be supported by numerous growth drivers such as escalating demand for EV batteries, increasing adoption of renewable energy sources, increasing nickel and copper production, and many other factors. Electric vehicles require larger and more advanced batteries compared to traditional internal combustion engine vehicles. These batteries contain a significant amount of cobalt in their cathode materials. Therefore, as the production of electric vehicles ramps up, the demand for cobalt increases proportionally to meet the requirements of battery manufacturers.

Challenges: However, the market growth would be negatively impacted by various challenges such as price volatility, resource scarcity, etc. Price volatility can make it difficult for buyers and sellers to agree on long-term contracts, which are important for ensuring stable supply relationships and planning for future demand. Therefore, these challenges are hampering the market growth.

Trends: The market is projected to grow at a fast pace during the forecast period, due to various latest trends such as increasing exploration and development of cobalt deposits, sustainable mining practices, increasing green financing, increasing establishment of battery gigafactory, etc. Increasing exploration and development of cobalt deposits is essential for ensuring a stable, sustainable, and resilient cobalt market. By meeting growing demand, stabilizing prices, mitigating supply chain risks, and fostering innovation, this effort contributes to the overall growth of the cobalt industry and its role in supporting clean energy and technological advancements.

Impact Analysis of COVID-19 and Way Forward:

The COVID-19 pandemic had a significant impact on the global cobalt market, affecting both supply and demand dynamics. Many cobalt mines around the world had to temporarily shut down or reduce production due to lockdowns, restrictions, and health concerns for workers. This led to supply chain disruptions and reduced availability of cobalt. Whereas, the demand for cobalt used in batteries, including those for electric vehicles (EVs), energy storage systems, and electronics, continued to increase in 2020. Also, the push toward electric mobility gained further momentum post-COVID-19, as governments and automakers continued to prioritize electric vehicle adoption as part of their strategies for reducing emissions and meeting environmental targets.

Competitive Landscape:

The global cobalt market is fragmented, with several key players operating on a global scale. The key players in the global cobalt market are:

Glencore Plc
Umicore
Vale S.A.
Jinchuan Group International Resources Co. Ltd.
Zhejiang Huayou Cobalt Co., Ltd.
Sherritt International Corporation
BHP Group Limited
Norilsk Nickel
Eramet Group
CMOC Group Limited
Sumitomo Corporation
Jervois Global Limited

In 2022, Glencore produced 43.80 kilotonnes of cobalt. Also, In 2022, Glencore and General Motors Co. announced a multi-year sourcing agreement in which Glencore would supply GM with cobalt from the company’s Murrin Murrin operation in Australia.

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