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「第7回 米国エレクトロニキャスト社 フォーラム」

The Times is Now - FTTP in the United States will help drive the industry
- 米国キャリアのFTTP投資が与える業界への影響と市場動向 -


日時2004年9月15日(水) 午後1時30分-5時 (受付開始:午後1時15分)
会場〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-5-1
東京国際フォーラム ガラス棟会議室セミナー会場 (G408)
費用18,900円(税込み)
定員25名(定員になりしだい締め切らせていただきます。)

日本のFTTH市場は、2001年8月にNTTグループによって商用サービスが開始されて以来、一時期はADSLやケーブルインターネットに苦戦を強いられていましたが、価格 の引き下げや提供エリアの拡大により、着実にその加入者を増やしています。現在NTTの住宅向けFTTHは900万世帯分の回線を通しており、FTTH市場の全体ではす でに141万の加入者が実際に光ファイバーに接続しています。

米国においては、8月に米連邦通信委員会(FCC)が発表した光ファイバー網への回 線開放義務の緩和政策(地域通信大手がマンションやアパートなど集合住宅や小規模 の企業まで光ファイバー網を敷設する場合、競合関係にある通信会社に対して通信網 の利用を認めなくてよい)が大手地域通信会社の設備投資意欲を促し、市場の方向性 が見えてきました。

これに先立って、米国の4地域電話会社(RBOC)のうち3社、ベライゾン、SBCとベ ルサウスは共同で、ブロードバンドのパッシブ・オプティカル・ネットワーク・シス テム(B-PON)のための提案依頼書を発行しました。うちベライゾンのみが自分たち のエリアにおいてFTTP用のパッシブ・オプティカル・ネットワーク(FTTP PON)を積極的に展開する計画を発表しております。 ベライゾンの目標は2004年までにFTTP PONを100万世帯に通し、2005年末にはその倍(200万世帯)、そして2006年末までに500万世帯に敷設する計画です。もちろん光ファイバーを開通させた数字と実際の加入者が接続する数字とは同じではありませんが、これは注目すべき数字であるといえます。

第7回東京フォーラムにおいて、エレクトロニキャスト社長ステファンモンゴメ リー氏は長引く低迷から転換点を迎えた、現在の北米市場の状況を踏まえた上で、以下の疑問点に対しての回答を提供いたしますので、システムメーカー、光部品メー カー、通信事業者など関連業界の皆様方のふるってのご参加をお待ちしています。
  • どのコンポーネントに市場性があり、どのコンポーネントは市場性が乏しいか :コンポーネント市場で、最もビジネス機会があるのはどれか?
  • 買い手側、売り手側におけるマーケットリーダーは誰か?
  • 最大の輸出チャンスとしては何が考えられるか?
  • 将来の市場及び技術のトレンドはどうなっているのか?
さらにエレクトロニキャスト社は以下のトピックに関しても解説をいたします:
  • 米国の3地域通信会社が選択している、住宅用FTTHにおけるトリプルプレイ市 場(音声、ビデオ、データ)への取組:ベライゾンはFSANをベースにしたG983 に準拠したB-PONシステムを使い、Advanced Fiber Communication(AFC/Tellabas)社をシステムサプライヤーに選定したことなど。
また本プレセンテーションは北米以外の欧州、アジア・太平洋地域に関してもカバーいたします。


スケジュール

13:15-13:30
受付
13:30-14:50
セッション1:パッシブ オプティカル コンポーネント

カバーされるコンポーネンツは以下の通り:
  • スプリッター/カプラー:1×2、1×4、1×8、1×16、1×32、1× 64
    2×16、2×32(PON、Point to Point/イーサネットベースアプローチ)
  • 光可変減衰器(VOA):OADM、 DWDM
  • 波長分散コンペンセーターと偏波分散コンペンセーター(40Gbps 及び40Gbps以 上)
  • 光ファイバー通信のフィルター技術と市場機会
  • 光スイッチ市場と技術
  • モジュレーター、アイソレーター、サーキュレーター、ファイバー、コネクター など
14:50-15:00
休憩
15:00-16:20
セッション2:アクティブオプティカル コンポーネント
  • 通信用レーザーの市場及び技術トレンド:励起レーザー素子、半導体光増幅器 (SOAs)、面発 光型半導体レーザー(VCSEL)、エッジ・エミッティング・トランス ミッター・レーザー、波長可変レーザー
  • SONET/SDH(10Gbps及びスーパーデータレーザー)、イーサネット、ファイバーチャネル、SAN、 XFP、XENPAK、双方向及びその他のアプリケーション分野。
  • エルビウムドープ光ファイバ増幅器、ラマン増幅器、DWDM
  • エフエスオー(FSO:Free Space Optical)、光無線伝送
16:20-17:00
質疑応答



調査会社のご紹介

エレクトロニキャスト社は、米国シリコンバレー(カリフォルニア州サンマテオ市)に本社を置く、光通信システム、機器・サブシステム、光部品・材料を専門とする調査会社です。 1981年の設立以来、変動の激しいこの分野において確実な技術・市場予測を世界の200社以上の企業に提供し事業戦略の立案に貢献してきました。 通信分野においてますます重要視される光ファイバー技術とそのアプリケーションをネットワークレベルから部品、材料のレベルまで幅広くカバーし、光アクセス、SOAs、WDM(DWD)、コネクター、VOAs、モジュレーター、スイッチなどの最新情報を提供しております。 エレクトロニキャスト社の詳細につきましては、www.dri.co.jp/elecast/をご参照下さい。
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