|
「第6回 米国エレクトロニキャスト社 光通信フォーラム」<
OPTICAL COMMUNICATION COMPONENTS FORUM
- MARKET &TECHNOLOGY TRENDS -
米国の高速インターネットアクセス市場もようやく離陸しつつあります。2003年末時点において2,150万世帯(全米の約20%)がブロードバンドを利用しており、2008年末までには4600万世帯(全体の40%)がハイスピードのインターネットに接続すると予測されます。
DSLは居住用、業務用市場の双方で成長しており、ケーブル・モデムの市場を追いかけています。人々はインターネットにより多くの時間を費やし、より多くのデータをダウンロードするなど高速接続を使っています。高速接続の増加は当然トラフィック・データの量を増やしています。
一方において、そのためのシステムは通常考えられているよりも容量が小さいという問題があります。ロングホール市場と大都市圏の幹線部分には十分なシステムが備わっていますが、市外・中継回線部分やローカル部分においては1990年後半以降、設備投資されていません。いくつかの大都市圏ネットワークの利用率は、70%近くにも達しています。 今後のデータ・トラフィック量の増大に備え、サービスの質をたもつためには設備の拡張はかかせません。
このような市場の動向が示すように、ネットワーク機器市場はついに2003年で底を打ったと思われます。 地域電話会社(RBOC)は2003年度において、ゆるやかですが、ファイバーの敷設を増やし、2004 年と2005年においてはより積極的にファイバーの敷設をおこなうと予測されます。そして、向こう4年間はこのようなネットワーク機器への投資が拡大すると考えられます。
エレクトロニキャスト社の提供します本フォーラムは「Broadband-to-the-Premise」をテーマに、動き出した米国のブロードバンド市場を俯瞰します。 今何が起き、これから何が起ころうとしているのか、その背景を解説するとともに、BTTP市場を支える各種技術と商品に関して解説させていただきますので、通信機及びシステムメーカー、光部品ベンダー、インターネット・サービスプロバイダー、通信事業者など、関連業界の皆様方のふるってのご参加をお待ちしております。
スケジュール
13:15-13:30 | 受付 |
13:30-14:30 | セッション1:今何が起きているのか?(2003-2004年) |
|
(a) | 世界のブロードバンドアクセス技術傾向 (北米、欧州、アジア・太平洋、その他) |
| 技術別の通信インフラ投資動向からブロードバンドネットワーク回線技術別にみた加入者数
*技術の分類 (FTTH/FTTP、ケーブル、DSL、衛星及び固定無線) |
(b) | 米国ブロードバンド・ネットワーク・プロバイダー(RBOCs,CLECs,MOS.その他)によるFTTP発展戦略とネットワーク投資 |
(c) | 米国におけるFTTP発展の促進要因と阻害要因及びにブロードバンド・ワイヤレス技術の影響 |
|
14:30-15:30 | セッション2:何が起きようとしているのか? (2004-2008年) |
| ブロードバンドアクセス機器商品における世界市場予測
・光ファイバー、銅線/同軸ケーブル
・非能動型光コンポーネント(スプリッター、WDM、スイッチ)
・ネットワーク機器(ファイバー・トランスポート・ターミナル、スイッチング・システム、ネットワークインターフェイスユニット/光ネットワーク・ユニット、DWDM、CWDM、OADMs) |
15:30-16:30 | セッション3:どのように起きているのか? |
| ・アーキテクチャー分析
・ポイント・マルチポイント接続(パッシブ光ネットワーク-PONs、アクティブ光ネットワーク、ワイヤレス)
・リング・ポイントオブプレゼンス(PoP)、セントラルオフィス・ヘッドエンド(Sonet/SDH、インテーネットプロトコル-IP)
・メッシュ(MESH)
・ポイントポイント(マイクロウェーブ、ダイレクト・ブロードキャスト、ライト・ビーム)
・ディー・エス・エル(DSL) |
16:30-17:00 | 質疑応答 |
日 時 : 2004年4月6日(水) 13:30 - 17:00 (13:15 受付開始)
会 場 : 東京都千代田区丸の内3-5-15 東京国際フォーラム ガラス棟会議室 (〒100-0005)
セミナー会場 (G408)
参加費 : 18,900円(税込み)
定 員 : 25名 (定員になりしだい締め切らせていただきます。)
調査会社のご紹介
エレクトロニキャスト社は、米国シリコンバレー(カリフォルニア州サンマテオ市)に本社を置く、光通信システム、機器・サブシステム、光部品・材料を専門とする調査会社です。 1981年の設立以来、変動の激しいこの分野において確実な技術・市場予測を世界の200社以上の企業に提供し事業戦略の立案に貢献してきました。 通信分野においてますます重要視される光ファイバー技術とそのアプリケーションをネットワークレベルから部品、材料のレベルまで幅広くカバーし、光アクセス、SOAs、WDM(DWD)、コネクター、VOAs、モジュレーター、スイッチなどの最新情報を提供しております。 エレクトロニキャスト社の詳細につきましては、www.dri.co.jp/elecast/をご参照下さい。
|