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   第2回 米国エレクトロニキャスト社 コンファレンス   

      OPTICAL COMMUNICATION COMPONENTS FORUM - MARKET &TECHNOLOGY TRENDS -
     

      ご参加ありがとうございました。
      なお、セミナーノートを12000円(消費税別)にて販売中です。ご希望の方はデータリソースまでお問合せ下さい。(電話 03-3582-2531)

光通信分野の専門調査コンサルティング会社エレクトロニキャスト社(カリフォルニア州、サンマテオ市)が、第2回目の光通信部品関連のコンファレンスを来る10月30日(水)に品川プリンスホテルにて開催します。 米国の景気後退と相俟って、光通信市場は劇的に変化しています。 このコンファレンスは、現在の最新テクノロジーについて発表され、同時に現在の市場動向を最先端にいる講師が解説します。 詳細は以下の通りです。皆様のご参加をお待ちしております。


エレクトロニキャスト社は、米国シリコンバレー(カルフォルニア州、サンマテオ市)に本社を置く、光通信システム、機器/サブシステム、光部品/材料を専門とする調査会社です。1968年の設立以来、激動の激しいこの分野において的確な技術・市場予測を世界の200社以上の企業に提供し事業戦略の立案に貢献してきました。通信分野においてますます重要視される光ファイバー技術とそのアプリケーションをネットワークレベルから部品、材料のレベルまで幅広くカバーし、ダークファイバー、DWM(DWDM)、コネクター等の最新情報を提供しています。
エレクトロニキャスト社の詳細につきましては、www.dri.co.jp/elecast/をご参照ください。


第2回 米国エレクトロニキャスト社 コンファレンス
      OPTICAL COMMUNICATION COMPONENTS FORUM        - MARKET & TECHNOLOGY TRENDS -


日 時 : 2002年10月30日(水曜日) 8:45 〜 17:30
場 所 : 品川プリンスホテル(東京都港区高輪4-10-30、Tel:03-3440-1111)
講 師 : 米国 エレクトロニキャスト 社
受講料 : 45,000円/税別
プログラム:(このコンファレンスには通訳がつきます)

時 間

内 容

8:45受付
9:15開会挨拶
9:20基調講演 Global Communication市場と技術傾向
(米国エレクトロニキャスト社社長/ステファン・モンゴメリー氏)
10:15コーヒーブレーク
10:30 - 11:00東京電力と情報通信事業
(東京電力株式会社光ネットワークカンパニー/田代哲也氏)
11:00 - 11:30FTTHシステムの技術動向
(松下通信工業株式会社技術本部ネットワーク研究所/浅野 弘明氏)
11:30 - 12:00FTTHを実現するためのインフラ技術の動向
古河電気工業ブロードバンドアクセス推進チーム/長谷見 明男氏
12:00 - 13:00昼食
13:00 - 13:30光ネットワークを利用したブロードバンド&IPソリューション
(日商エレクトロニクス株式会社代表取締役社長/辻 孝夫氏)
13:30 - 14:00Optical Micro Machines
(Optical Micro Machines Inc. サンディエゴの光スイッチモジュール、サブシステムメーカーシニアヴァイスプレジデント/コンラッド・バーク氏)
14:00 - 14:302003年の波長可変レーザー市場
(Agility Communications社サンタバーバラの可変長レーザー会社 ヴァイスプレジデント/アーロン・マーティン氏)
14:30 - 15:00拡張Lバンド用ビスマス系エルビウムドープファイバ
(旭硝子株式会社/新技術・技術企画室NB-1チーム主幹/小泉文人氏、技術本部中央研究所ニューガラスステーションリーダー/杉本直樹氏)
15:00 - 15:30光部品の現状認識と今後の展開
(株式会社工業通信 月刊OPTCOM編集長/大河原 久司氏)
15:30 - 15:45コーヒーブレーク
15:45 - 16:15アクセス、メトロ及び地域ネットワークにとって経済的な利点のある可変波長トランスミッター
(Bandwidth 9 フリーモントの可変光ファイバーコンポーネント及びモジュールの設計・製造会社ヴァイスプレジデント/ジェイク・ウェイズ氏)
16:15 - 17:25高機能フォトニクスコミュニケーション動向 及び総括
(米国エレクトロニキャスト社社長/ステファン・モンゴメリー氏)
17:25閉会の挨拶

セミナー内容
議題
時間
講演者
講演内容
基調講演 光通信と高機能フォトニクス製品の世界市場及び技術-現状と予測9:20 - 10:15米国エレクトロニキャスト社社長/ステファン・モンゴメリー氏

光通信分野が世界的に低迷している中で今後の市場はどう動くか、またどのような技術が主流になるのか? 本講演では、光通信に使用される主要機器についての現状および未来予測を行います。また、注目される製品エリア及び高機能フォトニクス製品など市場に参入しはじめている「新たな流れ」について解説いたします。 対象製品:光ファイバーケーブル、コネクター、カプラー、モジュレーター、アッテネータ、アンプリファイヤー、トランスミッター・レシーバー、スイッチ、アイソレーター、DWDM
対象分野:通信、データ通信(専用)、ケーブルTV,特殊分野

東京電力と情報通信事業10:30-11:00東京電力株式会社光ネットワークカンパニー 田代哲也氏
電力需要が低迷するなか、東京電力は新規事業に取組んでいます。なかでも関東一円に面的に構築した光ファイバを活用したビジネスに対する期待は大きい。 本講演では、電気事業と光ファイバとの関わり、新たなビジネスとしての心線貸し事業、FTTH事業に対する取組み、最新の状況、課題について触れ、東京電力の情報通信事業の一端を紹介。
FTTHシステムの技術動向11:00-11:30松下通信工業株式会社技術本部ネットワーク研究所/浅野 弘明氏
ADSLへの加入者増大や、ブロードバンドを前提としたコンテンツの充実化など、インターネット利用の高度化に伴い、高速アクセスの本命であるFTTHの普及が進みつつあります。本講演では、これまでに実用化されたFTTHシステムの概要と、それを支える通信方式、デバイスのキー技術について解説するとともに、ITU-TやIEEE等での標準化動向をふまえ、FTTHの今後の動向を探る。
FTTHシステムの技術動向11:30-12:00

古河電気工業株式会社ブロードバンドアクセス推進チーム/長谷見 明男氏

2002年8月末時点で、約10万加入と着実に加入者までの光化が進んでいる。NTT東西会社、電力系キャリア等も導入の妨げとなっていた価格を大幅に引き下げ、格安の100Mbps サービスの提供を本格的にスタートさせた。 本稿では、FTTHの普及促進のもう一方の課題と云われている光工事の時間短縮のために、現在検討が進められている光インフラ技術の最新動向について接続技術を中心に紹介する。
光ネットワークを利用したブロードバンド&IPソリューション13:00-13:30日商エレクトロニクス株式会社代表取締役社長/辻 孝夫氏
WDM技術の進展により、高速・大容量のトラフィツク需要に応じたインフラが整備された。一方、アクセス系においてもADSL、FTTH、CATVなど様々なブロードバンドサービスが急速に普及している。こうした市場環境の変化の中でネットワークインフラ事業を戦略を説明する。さらに、これらの技術革新によってはじめて可能となった日本初のIP Centric Carrierであるフュージョンコミュニケーションのブロードバンド&IPソリューションサービス事業について、最新の市場動向を交え、説明する。
Optical Micro Machines13:30-14:00Optical Micro Machines Inc.(サンディエゴの光スイッチモジュール、サブシステムメーカー)シニアヴァイスプレジデント/コンラッド・バーク氏
本講演では全ての光スイッチ技術とアプリケーションについての最新動向。デジタルMEMSスイッチのビルディングブロック (効率的なクロス・コネクトのビルディングブロックである)については詳細にお話します。またMEMSや石英PLC(Planar lightwave circuits)などの主要技術の進歩についても解説いたします。
2003年の波長可変レーザー市場14:00-14:30

Agility Communications社(サンタバーバラの可変長レーザー会社) ヴァイスプレジデント/アーロン・マーティン氏

1996年の規制緩和以来、最大の景気下降の真っ只中にある波長可変レーザー市場の現況について解説します。米国通信市場が厳しい監視下におかれているなかで、波長可変レーザー市場が2003年にはどのような方向に動くのかを概説します。また本講演では通信事業者の年間投資額を大幅に削減する幾つかの応用例を説明するとともに、可変長レーザー会社が克服しなくてはならない製品品質、技術水準、メトロ対長距離市場、新技術(40GHz, 25 GHz.間隔)、顧客対応などについても解説します。
拡張Lバンド用ビスマス系エルビウムドープファイバ14:30-15:00旭硝子株式会社/新技術・技術企画室NB-1チーム主幹/小泉文人氏、技術本部中央研究所ニューガラスステーションリーダー/杉本直樹氏
ビスマス系エルビドウムドープファイバ(Bi-EDF)は、わずか5-20cmの長さでCバンド全域を、100-200cmの長さで1620cmまでの拡張Lバンドを含むLバンド全域を増幅することができる。また、Bi-EDFは、従来のファイバー融着器を用いて石英系ファイバーと低ロス低反射で信頼性に優れた融着を行うことが可能である。Bi-EDFは、メトロWDMシステムはもちろん、幹線系でも大きなニーズがある、広帯域・コンパクト・コスト効果の高い増幅器に最適なEDFであると考えられる。
光部品の現状認識と今後の展開15:00-15:30株式会社工業通信 月刊OPTCOM編集長/大河原 久司氏
1990年代前半、「時代の寵児と」と思われていた光通信業界であるが、現状はITバブル崩壊の影響を大きく受け、特に光部品ベンダーは激しい状況にある。その一方、通信トラフィツクが増えているので、必ず需要は回復すると考えているベンダーもいる。そこで、光通信の専門誌編集長の立場から、光部品ベンダーの現状を再認識するとともに、今後の展開を予測しながら、日本での光通信ビジネスについて、一石を投じたい。
アクセス、メトロ及び地域ネットワークにとって経済的な利点のある可変波長トランスミッター15:45-16:15Bandwidth 9(カリフォルニア州フリーモントの可変光ファイバーコンポーネント及びモジュールの設計・製造会社)マーケティング担当ヴァイスプレジデント ジェイク・ウェイズ氏

ビジネスや家庭向け高帯域幅のサービス需要を満たすには、エンドユーザーに十分な帯域を効率よく、確実で低コストの光ファイバー通信ネットワークが必要です。可変長トランスミッターはこれらのサービスを提供するアクセス、メトロ及び地域ネットワークにおける鍵となるものです。
通信ネットワークにとって可変長トランスミッターの利点を強化することは柔軟性や利益増大能力を強化し、低コストでシステムを備えることができます。

フォトニック インテグレーション -ネクスト ウェーブ16:15 - 16:50Phosistor Technologies
ランジット マンド博士

現在の市況において、光コンポーネント(アクティブ及びパッシブ)の値下圧力が大変強くなっている一方で、機能向上の要求は高くなっています。 値下げ圧力に対応するために多くの会社は海外(主に極東)に工場を移転し、機能向上の問題に対応するために同じチップに複数のデバイスを統合し始めています。機能向上にはいろいろなアプローチがありますが、フォジスターは同じチップに光デバイス(アクティブとパッシブ)を統合します。このセミナーではいろいろなアプローチを検証し、さらにフォジスターテクノロジーが現在開発しているアプローチをご説明いたします。

光通信と高性能フォトニクス製品の世界市場及び技術-まとめと質疑応答16:50-17:20米国エレクトロニキャスト社社長/ステファン・モンゴメリー氏

各講演の内容をふまえて、本コンファレンスのまとめと質疑応答を行います



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