L3Harris Technologies(NYSE:LHX)とPalantir Technologies Inc.(NYSE:PLTR)は本日、先進技術の開発を推進し、L3Harrisのデジタル変革を加速させる戦略的提携を発表しました。
L3Harrisのセンサーやソフトウェア定義システム、Palantirの人工知能プラットフォーム(AIP)など、両社の補完的な能力を組み合わせることで、統合型全領域ネットワーク全体にわたって新たなレベルの能力と強靭な接続性を実現し、戦闘員がより多くの情報を基に迅速に意思決定を行い、わが国の安全保障と同盟国の安全保障を保護できるようになります。
「業界の信頼される破壊者として、当社は革新的なパートナーと協力し、世界中の顧客に比類ない価値を提供することに尽力しています。これまでの当社の取り組みは、当社の能力を統合することの有意義な影響を示してきました。そして、当社はこうした取り組みを基盤として、領域全体にわたるパフォーマンスの向上を目指します。」と、L3ハリス社の会長兼最高経営責任者(CEO)であるクリストファー・E・クバシック氏は述べています。
「Palantirは欧米の最も重要な機関を支援するために存在しています。当社はL3Harrisと提携し、米国とその同盟国が欧米の2つの最大の資産であるAIの優位性と最先端のハードウェアを戦場で組み合わせられるようにします。」と、Palantirの共同創設者兼最高経営責任者(CEO)のアレックス・カープ氏は述べました。
L3HarrisとPalantirの戦略的提携は、TITANのような米陸軍プログラムへの協力や、米陸軍の統一ネットワーク戦略に沿った取り組み、L3Harris社内でのPalantir AIPの活用による全社的なデジタル変革への取り組み、センサー、無線、その他の先進技術の開発と実証への取り組みなど、さまざまな進行中のイニシアティブを網羅しています。PalantirとL3Harrisは、センサーとしての無線から衛星の軌道処理に至るまで、コンピューティングを極限まで推進する新たなソリューションに投資しています。これにより、通信と戦術的意思決定の未来を導くことが可能になります。
両社は最近、L3HarrisのWESCAM MX-20 EO/IRシステムをPalantirのSensor Inference Platform(SIP)と統合し、実地飛行試験中にターゲットの検出と識別を改善するエッジAIを提供しました。SIPをMX-20に統合することで、状況認識、自動ターゲット識別、通信が向上し、オペレーターの作業負荷が軽減され、効率が向上しました。
情報源:Market Forecast社
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