世界各国のリアルタイムなデータ・インテリジェンスで皆様をお手伝い

詳細検索

お問合せ

03-3582-2531

電話お問合せもお気軽に

 

Maeve社とRTX社のP&WC社、M80航空機のハイブリッド電気推進技術で協業へ

メイヴは本日、M80ハイブリッド電気式80人乗りリージョナル航空機の設計でプラット・アンド・ホイットニー・カナダ社と協力すると発表した。プラット・アンド・ホイットニーはRTXの事業会社である。

Maeve社の最高技術責任者(CTO)であるMartin Nuesseler氏は、「クリーンシート設計であるMaeve M80の性能と効率は、先進的な空気力学と破壊的な推進技術を組み合わせることで、リージョナル航空市場のゲームチェンジャーとなるでしょう。プログラムのこの段階でプラット・アンド・ホイットニー・カナダ社と協力することで、航空機とハイブリッド電気推進システムの設計を検証し最適化することができ、この有望な新技術の可能性を最大限に引き出すことができます。」と述べた。

M80の設計は、ジェット機の性能とターボプロップのコスト効率を提供することを目指しています。航続距離は最大1200NMで、M80は同等の速度と高度で航行しながら、燃料消費量と排出量をベンチマークとなるリージョナル・ジェット機と比較して最大40%削減することを目指している。Maeveは、チームの経験と複数の航空機産業プログラムから学んだ教訓に基づく強固な統合製品開発計画に基づき、2032年の就航を目指している。

プラット&ホイットニー・カナダのグローバル・セールス&マーケティング担当バイス・プレジデントであるアンソニー・ロッシは、「排出量を削減し、航空をより持続可能なものにするという野心的な目標を達成するには、技術革新を加速させ、業界全体の協力を推進するための努力を結集することが不可欠です。このような精神に基づき、我々はMaeve社と協力し、持続可能な推進技術における我々の成長する専門知識と、40年にわたりリージョナル航空機市場に電力を供給してきた比類のない経験を活用します。」次のように述べています。

リージョナル航空機市場は、今後20年にわたり大きく成長すると予測されており、特に70~90席の大型旅客機へのニーズや環境性能の向上がその原動力となっている。メーヴの戦略は、持続可能性と経済性において新たな基準を打ち立てるクリーンシートの航空機設計によって、この未開拓の市場に参入することである。

情報源:Market Forecast社

お問合せ:Market Forecastに関するお問合せはデータリソース(office@dri.co.jp)までご連絡下さい。

 

ページTOPに戻る