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AUKUS輸出改革の進捗状況について

英米両国は、豪州の原子力潜水艦取得を支援するだけでなく、極超音速・対人能力、電子戦、量子技術、人工知能・自動化、サイバー、追加海中能力などの分野における相互運用性と技術革新を強化・改善するために、三国間で緊密に協力している。

2023年3月、3首脳はサンディエゴで会談し、AUKUSパートナーシップを発足させた。それ以来、三国は実践的な側面を前進させるため、たゆまぬ努力を続けている。 その一環として、AUKUSの活動を支援・維持し、技術進歩の可能性を最大化するため、2024年米国国防権限法(NDAA)は、英国とオーストラリアに対し、米国の国際武器取引規制(ITAR)の適用除外を認めた。

昨日4月18日、米商務省はまた、輸出管理規則に基づくAUKUS諸国への無許可貿易の範囲拡大を発表した。

英国とオーストラリアは、NDAAの要件を満たし、免除措置の恩恵を受ける予定である。この改革により、英豪両国のライセンス要件が大幅に削減され、両国の科学者・技術者と防衛産業部門との緊密な協力が可能になる。

この改革により、官民の安全保障機関がより統合された防衛産業基盤を提供することが容易になり、有能な国民の雇用が確保され、三国間の能力開発の新たな機会が見出されることになる。

NDAAで特定された最初の120日の節目を迎えるにあたり、このプロセスの次の段階として、米国が今後数週間のうちに防衛産業界と協議を行い、予定されているAUKUS免除措置の実施がその可能性を最大限に発揮できるようにする予定である。

英国もこの期間に、NDAA条項の恩恵を受けるための最後の技術的ステップを確定する予定である。三国は、次の120日間にITAR適用除外の完全実施に必要なすべての要件を完了させることを確信している。

英国、オーストラリア、米国は、長い間、世界中で欠くことのできないパートナーであり、同盟国であった。この画期的な改革により、我々が共有する価値観と戦略的展望は、大幅に強化された能力と、今後さらに拡大する協力関係によって支えられることになる。

情報源:Market Forecast社

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