世界各国のリアルタイムなデータ・インテリジェンスで皆様をお手伝い

詳細検索

お問合せ

03-3582-2531

電話お問合せもお気軽に

 

ロケット研、戦術的宇宙対応(TacRS)ミッションの宇宙船製造・打ち上げでSSCに選定される

Rocket Lab USA, Inc. (Nasdaq: RKLB) (以下「ロケットラボ」または「当社」)は本日、VICTUS HAZE Tactically Responsive Space (TacRS)ミッションを提供するため、3,200万ドルの米宇宙軍宇宙システム司令部(SSC)契約に選ばれたことを発表した。このミッションは、ロケットラボがランデブー近接運用(RPO)可能な宇宙船を設計、製造、打ち上げ、運用するものである。このミッションは、米国とその同盟国に迅速で信頼性の高い打上げサービス、宇宙船製造、宇宙システム能力を提供する100%子会社であるRocket Lab National Securityの下で契約された。

SSCのスペース・サファリのVICTUS HAZEミッションは、現実的な脅威対応シナリオの演習と軌道上での宇宙領域認識(SDA)のデモンストレーションである。ロケット・ラボと2番目のパフォーマーであるトゥルー・アノマリーは、ランデブー・近接運用(RPO)可能な宇宙船とコマンド・コントロール・センターを構築する能力を実証する。このミッションは2025年の打ち上げを目標としている。

宇宙船の製造が完了すると、ロケットラボはホットスタンバイ段階に入り、さらなる指示を待つ。訓練が始まると、ロケットラボは宇宙船を目標軌道に打ち上げるよう通告される。軌道に到達後、宇宙船は迅速に試運転を行い、運用の準備を整える。ロケット・ラボは、VICTUS HAZEミッションのユニークな要件を満たすためにパイオニア・クラスの宇宙船バスを構成し、ニュージーランドのマヒアにある発射場1またはバージニア州ワロップスにある発射場2のいずれかからエレクトロンで宇宙船を打ち上げる。軌道に投入された宇宙船は、True Anomaly社の宇宙船ジャッカル(自律型軌道周回機)と共にSDAの特性評価能力を実証するため、さまざまな動的宇宙活動を行う。

このミッションは、戦術的対応宇宙(TacRS)のプロセスとスケジュールを改善し、非常に短いスケジュールで軌道上の脅威に対応する能力を実証し、宇宙領域認識(SDA)と軌道上の特性評価の技術を検証する。ロケット研究所のコンステレーションクラスの生産能力と、宇宙推進、精密姿勢制御、低遅延通信、自律運用の分野における差別化された技術力は、このミッションにとって重要なイネーブラーである。

Rocket Lab USA, Inc.は「VICTUS HAZEミッションを提供するパートナーとして宇宙システム司令部に選ばれ、進化する国家安全保障のニーズに不可欠な高度な戦術的対応能力を実証できることを光栄に思います。VICTUS HAZEは、ロケットラボの実績ある打上げと宇宙船ソリューションの上に築かれたものであり、加速されたスケジュールで高度なミッションを可能にする。1つの合理化されたチーム内で宇宙船の設計、製造、打ち上げ、運用を行う能力は稀であり、比類のないスピードと価値を国家に提供することになる。我々はTacRSを次のレベルに引き上げることに興奮している。」と述べている。

VICTUS HAZEミッションは、2021年にエレクトロンに搭載されたスペーステストプログラムのモノリス衛星の打ち上げ成功、24ヶ月以内にエレクトロンに搭載されたSSCのSTP-30ミッションを打ち上げるために新たに発表された1449万ドルの契約、24. SSCとのニュートロンロケット上段開発に関する3,500万ドルの契約、宇宙開発庁からの18機のT2TL-βデータ中継衛星の設計・製造に関する5億1,500万ドルの契約獲得などである。

情報源:Market Forecast社

お問合せ:Market Forecastに関するお問合せはデータリソース(office@dri.co.jp)までご連絡下さい。

 

ページTOPに戻る