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ZeroAvia社とFEAM Aero社が水素電気航空機エンジンMROに関する契約を締結

ZeroAviaは本日、FEAM Aeroとの間で、改造、メンテナンス、技術サポートをめぐる覚書(MOU)を締結したと発表した。

9~19席の航空機向けのゼロアヴィア初の水素電気エンジン設計はすでに規制当局に認証申請中であり、数千機のパワートレイン予約注文があることから、同社は運航会社のゼロ・エミッション推進システムへの転換を支援し、必要なメンテナンス・サポートを提供できるネットワークを準備している。
契約の一環として、両当事者は、FEAM Aeroの50以上の拠点が、ZeroAviaの技術を活用するオペレーターのMROサービスをどのようにサポートできるかを検討する。FEAM Aeroはすでに、Dash 8やCRJを含む30~90席の航空機向けに、ZeroAviaの2番目のパワートレイン設計に関連するフリートへのサービスを積極的に行っている。

この契約の一環として、FEAM Aero社は、ZeroAvia社と提携し、米国内のいずれかの拠点にグリーン水素製造施設を設立することを検討し、早期の改修、試験、訓練のサポートを可能にする。
ZeroAviaの最高顧客責任者であるジェームス・ペック氏は、次のように述べた: 燃料電池と電気推進システムは、航空機をより長く飛行させるが、経済性の向上と環境への影響の大幅な低減は、より多くの航空機が飛行することを意味する。ZeroAviaは、すでに燃焼エンジンからの切り替えを計画している顧客をサポートできるネットワークを構築するためにパートナーを必要としており、FEAM Aeroは、サービスにおいて卓越した実績を持ち、安全性と品質に妥協せず、ZeroAviaの価値観に強く合致している。

最高戦略責任者のダン・アラワットは、次のように述べた: 私たちは、航空業界は動き続けることだけが重要な業界だと言いたいのですが、航空業界は成長を脅かす可能性のある多くの課題に直面しています。ZeroAviaはクリーンな航空業界をリードするイノベーターであり、これらの課題を解決できるシステムの認証に向けて急速に前進している。

ZeroAviaは、グロスターシャーのケンブルにある英国基地で、過去15ヶ月間、ドルニエ228型機にZA600のプロトタイプを搭載して飛行試験を行ってきた。水素電気エンジンは、燃料電池で水素を使用して発電し、その電力で電気モーターを動かして航空機のプロペラを回転させる。排出されるのは水だけである。

情報源:Market Forecast社

お問合せ:Market Forecastに関するお問合せはデータリソース(office@dri.co.jp)にご連絡下さい。

 

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