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時代の終わりを告げるULA、デルタIVヘビー最終ロケットの打ち上げに成功

ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)は、4月9日午後12時53分(米国東部時間)、フロリダ州ケープカナベラル宇宙軍基地のスペース・ローンチ・コンプレックス37から最後のデルタIVヘビーロケットを打ち上げ、60年にわたるデルタ・プログラムに幕を下ろした。国家偵察局のNROL-70ミッションを搭載したこのロケットは、デルタ時代の終わりを告げ、ULAの次世代バルカンロケットによるヘビーリフトの未来を開始します。

ULAの政府・商用プログラム担当副社長であるゲリー・ウェンツは、次のように述べています。「これらの重要な国家安全保障ミッションに献身的に取り組んでくれた過去と現在のチームメイトに感謝します。デルタIVヘビーロケットは、NROの主力ロケットとして、国家安全保障に不可欠なペイロードを運ぶ12のミッションを打ち上げてきました。NROL-70ミッションは、NROとの35回目の打上げ成功となり、今後も国家安全保障に関わる宇宙ミッションの打上げを継続できることを楽しみにしています」。

ULAの社長兼CEOであるトリー・ブルーノは、「デルタ・ロケットは、1960年代からの宇宙飛行の進化において極めて重要な役割を果たしました。このデルタ・ロケットの最終ミッションは、ULAが新しいバルカン・ロケットに進化したことを示すもので、3コアのデルタIVヘビー・ロケットよりもさらに高い性能をシングルコア・ロケットで実現し、国家のためのヘビー級ミッションを打ち上げます。ULAは今後も、国家安全保障、民間、商業の各市場におけるすべてのお客様に、優れた信頼性とこれまでにない軌道精度をお届けしていきます。」と述べています。

ULAの次の打上げは、NASAのコマーシャル・クルー・プログラムの一環として、ボーイングのCST-100スターライナー宇宙船のクルー・フライト・テスト(CFT)ミッションです。この打ち上げは、2024年5月6日までに行われる予定です。

情報源:Market Forecast社

お問合せ:Market Forecast社に関するお問合せはデータリソース(office@dri.co.jp)に連絡下さい。

 

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