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CSPのクラウド・ネイティブ・モバイル・コア展開におけるプライベート・クラウドとパブリック・クラウドのモデルの評価

通信サービス・プロバイダーがモバイル・コアの展開において、プライベート・クラウドかパブリック・クラウドかの選択を迫られることは、5G、6G、クラウド・ネイティブの変革を実現する上で極めて重要である。

通信サービス・プロバイダー(CSP)は、5Gスタンドアロン(SA)を利用することで、5Gへの投資を後押しし、新たな収益拡大を促進する重要な機会を得ることができる。CSPは5G SAを利用することで、真にクラウドネイティブなモバイルコアを確立し、ネットワーク性能の向上、消費者や企業の新たなユースケースの実現、顧客サービスの向上、総所有コスト(TCO)の削減を図ることができる。CSPはこの路線にコミットしており、クラウドネイティブでコンテナ化されたモバイルコア(5G SA、5Gノンスタンダロン(NSA)、レガシー(4G/LTE)、プライベート5G、IPマルチメディア・サブシステム(IMS)全体)を採用し、将来の収益成長とAIなどの分野におけるイノベーションに備える強力な計画を持っている。

しかしCSPは、クラウドネイティブコアの理想的な展開モデルとして、プライベートクラウドかパブリッククラウドかを選択するという課題に直面している。パブリック・クラウドは近年、CSPにとって潜在的な選択肢として浮上しているが、その導入の適否を判断するには、まず技術的・戦略的なあらゆる要素を徹底的に評価し、設備投資額だけでなくTCOについても深く分析する必要がある。

アナリシスメイソンは2024年初頭、5G Deterministic Networking Alliance(5GDNA)と共同で調査を実施し、世界のTier-1(回答者の70%を占める)、Tier-2、Tier-3のCSP60社から回答を得た。この調査とアナリシスメイソンの他の調査によると、プライベート・クラウドの導入は、パブリック・クラウドの導入よりも多くの技術的・商業的基準を満たすことができ、またプライベート・クラウドのモデルは、中長期的にCSPに最適なTCOを提供できることがわかりました。

執筆者:Ameer Gaili(Analysys Mason社

お問合せ:Analysys Masonに関するお問合せはデータリソース(office@dri.co.jp)にご連絡下さい。

 

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