BAEシステムズ社、バージニア級潜水艦推進器に関する米海軍との9,200万ドルの契約を獲得

BAEシステムズは、バージニア級潜水艦プログラム向け推進器の製造を継続する米海軍との9,200万ドルの契約を獲得しました。この契約に基づき、BAEシステムズは推進器前方アセンブリの納入、設計エンジニアリングサポートサービス、およびサポートと維持管理用ハードウェアの提供を行います。

BAEシステムズが米海軍の潜水艦艦隊向けにプロパルサーを製造してきた30年以上の間に、当社は複雑な大型構造物の製造において多大な専門知識を培ってきました。当社は、米海軍の造船要件を満たす高品質で信頼性の高い潜水艦構造およびシステムの製造に引き続き尽力しています。当社の専門スタッフと施設は、戦略的な潜水艦産業基盤を強化するために、さらに複雑な潜水艦の組み立てにも対応できる態勢を整えています。」とBAEシステムズの兵器システム担当副社長兼ゼネラルマネージャーであるブレント・ブッチャー氏は述べています。

海軍の潜水艦部隊は、ケンタッキー州ルイビルにあるBAEシステムズの潜水艦センター・オブ・エクセレンスで、経験豊富で献身的な潜水艦構造製造スタッフから、引き続き高品質で信頼性の高い推進システムを受け取ることになります。また、ミネソタ州ミネアポリスの施設からも、引き続き専門技術に基づくエンジニアリングとビジネスサポートが提供されます。これまでにBAEシステムズは、米海軍に33基の前方組立品を納入しています。

BAEシステムズは、潜水艦産業基盤の重要な一員です。ルイビル工場の高度な製造能力により、BAEシステムズは、コロンビア級潜水艦用の大型推進構造物の製造も行っています。ルイビル工場では、バージニア級潜水艦がトマホークミサイルや将来のペイロードを発射できるようにするバージニア級潜水艦のペイロードモジュール発射管も製造しています。

同社は海軍の潜水艦コミュニティへの支援を継続しており、その施設は追加の生産ニーズに対応できる体制が整っており、米国海軍およびその同盟国のニーズに応えるべく取り組む米国造船業界が定めた潜水艦生産要件をサポートするための革新的なソリューションを提供しています。

情報源：Market Forecast社

お問合せ：Market Forecastに関するお問合せはデータリソース（office@dri.co.jp）までご連絡下さい。