GKNエアロスペース社、F-35キャノピーの生産能力を倍増へ 需要増に対応

GKNエアロスペースは本日、カリフォルニア州ガーデングローブ工場のF-35キャノピー生産能力を倍増し、100人以上の新規雇用を創出する計画を発表した。最大1億5,000万ドルの顧客投資により、最新鋭の新生産ライン用のツールや設備をサポートし、今後10年間にわたるF-35ライトニングIIへの継続的な需要に対応する。プログラムの開始以来、GKNエアロスペースは独自の高性能コックピット・キャノピーを世界中のF-35に提供してきた。

この拡張工事は2027年1月までに完了する予定で、GKNエアロスペース社の既存のガーデングローブ工場の近くに新たな生産ラインが建設される。これにより、製造やエンジニアリングなど、さまざまな分野で熟練した職務が創出されることになる。GKNエアロスペースは現在、業界をリードするガーデン・グローブ工場で約540人の従業員を雇用しており、先進的な軍事用および商業用トランスパレンシーの設計、製造、アフターマーケット・サポートを行なっている。

ショーン・ブラック GKNエアロスペース防衛機体事業社長は「私たちは、今後10年間にわたってF-35をサポートできることを誇りに思います。この投資は極めて重要なステップであり、私たちは増え続ける国際的なF-35フリートに対し、世界中で軍人と軍属の安全を守るために役立つ最新のトランスパレンシー技術を提供することができます。また、今回の合意により、GKNエアロスペースでは100人以上の高度な技術を要する雇用が創出されるとともに、グローバル・サプライチェーンにおける数千人以上の雇用が支援されることになる。この投資は、GKNエアロスペース、F-35プログラム、そしてF-35が支援する多くの国々にとっての勝利であり、チームは生産と納入を開始するのが待ちきれません。」と述べた。

情報源：Market Forecast社

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