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世界のCCUS総合分析


本書の特長 世界のSAF の供給量の動向をHEFA、FT、ATJ、e-fuel に分類し、業界の特徴、予測した! 化学・物理吸収法, 固体吸収法, 膜分離法, 深冷... もっと見る

 

 

出版社 出版年月 冊子体価格 冊子体+電子版価格 ページ数 言語
シーエムシー・リサーチ
CMC RESEARCH Co. Ltd.
2022年8月17日 ¥275,000 (税込)
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¥330,000 (税込)
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569 日本語

※税別価格:冊子体250,000 円、セット(冊子体+CD)300,000 円。


 

サマリー

本書の特長

  1. 世界のSAF の供給量の動向をHEFA、FT、ATJ、e-fuel に分類し、業界の特徴、予測した!
  2. 化学・物理吸収法, 固体吸収法, 膜分離法, 深冷分離法のCO2分離量・需要動向を調査!
  3. 基幹物質・化学品・鉱物のビジネス戦略、及び、国内外の年間CO2利用量を調査!
  4. 直接利用の「液化炭酸ガス」と「ドライアイス」、及び「超臨界CO2」の現状と今後は?
  5. メタンとCO2の混合ガスから合成する「ドライリフォーミング(DRM)」の現状と課題!
  6. e-fuel の各製造プロセスの現状と課題、コスト、CO2の調達方法、開発動向を分析した!
  7. 合成燃料をFT 合成燃料、メタノール、DME などに分類して開発動向、業界動向を分析!
  8. ドロップイン燃料(HVO、Co-processing)から見える石油会社のビジネス戦略をレポート!

 

レポート概要

排ガス中のCO2を削減する実用的な技術として、CO2を回収し、貯留または有効活用する技術「CCUS」が注目されている。
 CCUS関連の技術は多岐にわたる。まず、共通技術として必須となるものはCO2分離回収である。CCUS技術の核となるCO2分離・回収技術の主な方法としては化学吸収法や物理吸収法、膜分離法などがあり、国内外で研究開発が盛んであり、その動向を調査した。
 一方、CCUに関しては、利用(Utilization)が必要となる。
 直接利用では、CO2を産業ガスとして溶接用シールドガスや炭酸水などの飲料・食品分野、医療分野で活用され、ドライアイスにして生鮮食品の冷温保管・輸送などで利用する。また、枯渇油田に圧入して油田の残存原油を回収するEOR(Enhanced Oil Re-covery)で利用されることも多い。
 間接利用では様々な物質に変換させて利用する。CO2をメタンやメタノール、エタノール等に変換させて燃料や化学品に、またCO2を炭酸カルシウムに変換しセメントの原料として利用されている。
 また、コンクリート製造時にCO2を吹き込むことで強度の高いコンクリートに仕上げたり、バイオマス由来の化学品や燃料の原料となる藻類などの成長効率を、CO2を吹き込むことで向上させたりなど、間接利用における用途は多岐にわたってきている。
 さらに、CO2とH2を合成して製造される合成燃料が急速に注目を集めている。
 合成燃料は水素と、工場などで排出されるCO2を使って製造する内燃機関用の燃料で、燃焼してもCO2は増えないのに加え、ガソリンの内燃機関をほぼそのまま使用できる。液体であるため、輸送しやすい。自動車分野でカーボンニュートラルを実現する上で、バイオ燃料に加えて、合成燃料も電動車が潜在的に抱えている課題解決する燃料として期待されている、再生可能エネルギー由来の水素を使う場合は、「e-fuel」と呼ばれている。
 本レポートでは、世界で動いている「CCS・CO2分離回収」、「CCU・カーボンリサイクル」、「カーボンニュートラル燃料」の業界動向、および、現在、注目を集める研究開発に焦点を合わせた。今後の展開を見据えたうえでの次世代ビジネスにつながるレポートになっている。

 


■ 執筆者一覧

 大石 克嘉:中央大学 理工学部 教授
 稲垣 冬彦:神戸学院大学 薬学部 教授
 田村 正純:大阪公立大学 人工光合成 研究センター 准教授
 里川 重夫:成蹊大学 理工学部 教授
 (株)シーエムシー・リサーチ 調査部

■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ



 

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