ユビキュタス・コンピューティングの切り札“無線タグ” (ITアナリスト 志賀竜哉氏)
2002年12月25日号
ICチップを小型、薄型にして商品情報を記憶させ無線で読み取り、荷札やバーコード代わりに使おうという「無線タグ」の技術が注目されている。小さいものだと0.4ミリ角というのも試作されており、まさに塵のようなコンピュータ、「ダスト・コンピューティング」とも言われる。パソコンを中心としたITは人間の頭脳を助けた点で社会を変えた。無線タグは今度は人間の手足や耳、目鼻といった感覚面を助けることで、社会を大きく変えていくことは間違いない。同時にこれは人間がコンピュータに囲まれて生活するユビキュタス・コンピューティング実現の切り札になる技術だ。
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